不動産屋・不動産コンサルタントにお願いする前に不動産投資のノウハウを勉強する

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不動産屋・不動産コンサルタントにお願いする前に

私への相談では、不動産屋に騙された、不動産コンサルタントに良いと紹介された物件がダメだった等いろいろな話が舞い込んできます。

 

初めての不動産投資に興味がある人もこのような話や噂があることは知っているかと思います。だから、不動産投資は怖い、止めた方がいいかと思われる方多くいます。そして、良い不動産コンサルタントはいないかと探される方も多くいます。でも一度立ち止まってよく考えて欲しいのです。本当に騙されたのか? もしかしたら何も考えずに購入して失敗した責任を転嫁しているに過ぎないのではないかと。

 

不動産屋や不動産コンサルタントは商売です。不動産屋であれば、物件を紹介して仲介手数料を得ないと商売になりません。不動産コンサルタントもアドバイスフィーが安いのであれば、業者から紹介料を取るのは、ビジネス的に全く問題ありません。

 

不動産屋や不動産コンサルタントは、営利=利益を取るために行っているにすぎず、悪徳でもない限り、その時点では、その不動産屋、不動産コンサルタントにとって良い物件を紹介してるだけなのです。保険でも、本当は自分にあっていない保険かもしれないが、保険のセールス員からすれば”あなたにとってよい商品”と思って紹介しているだけかもしれません。

 

したがって、生命保険であれば、なんとなくあわないけど、この人が言うならいいのかなと買ってしまうこともあるでしょう。しかし、生命保険と不動産の違いは、生命保険は破綻する前に解約してしまえばいいだけですが、不動産は高額のため、後戻りができず、破綻する可能性があります。

 

収益不動産の投資は、1億円を超えるような投資になることもあります。安くても数百万から数千万と生命保険などと比べるととても高額です。だから、失敗しても後戻りできるレベルに留めておかないと、大変なことになってしまいます。

 

プロフィールにも書きましたが私も痛い目にあっています。福岡の学生物件については、失敗したら後戻りできない危ない投資でした。S銀行の4.5%の金利かつ購入後2ヶ月で空室が5割近くになるという恐怖を体験しました。

 

管理会社の選定を1年先送りしていれば、空室率がさらに上がり、破綻もしくは不動産投資からの撤退するしかない状況でした。失敗の原因は、自分が調べたことよりも不動産屋の言葉を信じてしまい管理会社選定をミスした事です。

 

この時には、管理会社の選定をきちんとやり直すことで窮地から救われました。それは、管理会社選定プロセスの知識があったからです。たった2カ月で管理会社を変更する決断ができたのは、知識の裏付けと調査結果があったからです。

 

もし不動産コンサルタントが言っていた様子をみてということをあと1年行っていたら、取り返しがつかなかったことでしょう。それでは、不動産投資で失敗しても後戻りレベルできる、不動産投資で失敗しないためには、どうしたらよいでしょうか?

 

それは、「不動産投資・賃貸経営の基本的な知識を身につける」しかありません。なぜなら、高い報酬を不動産コンサルタントに払っても、誰もあなたの家計の事情を詳しく知る人はいないということです。不動産コンサルタントにとっては、良い物件でも、あなたの家計にはリスクが高すぎるということを、100%指摘できる人はいないと考えてください。

 

だからこそ、繰り返しになりますが、不動産投資・賃貸経営は知識で武装するしかないのです。このホームページは、不動産投資について初めての方から、応用までかなり濃いノウハウを提供しています。私が、約8年かけて培ってきた賃貸経営のノウハウのすべてを解説しています。

 

順調に運営できるようになるまでには、200万円以上かけてセミナーや不動産コンサルタントのアドバイスを受けました。それらの知識、10年以上の運営を経て、自分自身としての賃貸経営力が身についたということになります。

 

このホームページは、私が保有している賃貸経営の知識については隠すことなくすべて公開しています。一つ目の願いとしては、不動産投資・賃貸経営の知識を身に着けて、不動産屋・不動産コンサルタントに騙されたと言わないで済むレベルにはなって頂きたいと思います。

 

不動産投資初心者は、応用編はまずは無視して構いませんので、不動産投資・賃貸経営の基本編を読んでから、一歩を踏み出してください。不動産コンサルタントにお願いするにしても、不動産投資・賃貸経営の基本編を読んでからにしてください。

 

そして、本格的にセミリタイヤや脱サラを目指して拡大を目指したい方が、投資戦略と賃貸経営力を身に着けて、目標を達成していく知識もすべて公開しています。賃貸経営は、経営という言葉が入っている通り、他の経営と同じく売上、仕入、管理、会計、税務などの知識が幅広く必要になってきます。

 

応用になってくると、法人化戦略や相続税対策、ポートフォリオの組み替えなど、経営の高度化も必要になってきます。賃貸経営は様々な知識を身に着けておかないと、ビジネスから真の利益・キャッシュフローを得ていくのは難しいと考えてください。

 

つまり、賃貸経営は、総合的な経営力が必要で、あなたが「経営者」であることを自覚することです。

 

繰り返しになりますが、不動産投資・賃貸経営では知識を獲得するための努力を怠っては成功できません。

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