高級バイク駐車場の契約書上の注意ポイント
高級バイク駐車場は、可燃性のバイクであること、音がうるさい点などを考慮した契約書にする必要があります。
契約書のポイント
@基本は、契約車以外は置いてはいけない
契約者以外を置かないのは当たり前ですが、ツーリングに行く際には、原付でバイク駐車場まで来て、乗り換えていく場合も多い。その場合は、原付などを置くことは許可してもいいでしょう。ここでは、原付等で可能性があるかを事前に確認することがポイントになります。
契約者以外に停める可能性のある原付の種類やタイプを把握しておけば、見回りに行った際にもルール通りに停めていることを確認できます。
Aバイク駐車場内で事故あるいは盗難等が発生しても、一切の責任を負わない
セキュリティが万全だからといって、盗難が発生しないとは限りません。バイクは200万以上するものも多いため、損害賠償の責任を負わないように契約書に記載しておきましょう。
バイクユーザーには、盗難が心配であれば、保険に入るように勧めてください。
B駐車場内でのアイドリング、からふかしの禁止
どこの高級バイク駐車場でもそうですが、場内ではアイドリングやからふかしを禁止にしましょう。建物の1階の場合、2階より上に住居となっている場合が多いですが、アイドリングやからふかしをすると、上階に、音が響き、騒音トラブルになります。必ず、アイドリング禁止にしましょう。
特に古いタイプのハーレーになりますと、スタート時にエンジンを温めないと故障するということでからふかしする人がいますが、これは絶対に禁止してください。ハーレーの重低音は想像以上に響くので、敷地の外でもからふかしされると、近所からクレームがあがります。
ハーレーの古いタイプや音のうるさいタイプは、住宅街から離れたコンテナを勧めてあげてください。
C危険物の持ち込み禁止
タンクに入っているガソリンは仕方がありません。
例えば、携帯式のガソリンタンクを持ち込んで給油する方がいますが、ガソリンが漏れて引火したら、駐車しているすべてのバイクに影響があるため、必ず禁止にしましょう。バイクの下や横に置くのも不可です。危険物が置いてあると、消防点検の際にも注意をされますので、それだけ危険性が高いことを指しています。
Dバイク駐車場の住所を自身のブログやSNSでも公開しないようにしてもらう
高級バイク駐車場から、窃盗団によって盗まれたケースは、今のところないですが、窃盗団に高級バイクが保管されていることを知らせないようにしましょう。
窃盗団も盗みやすいところから盗みますので、リスクの高い高級バイク駐車場は狙われにくいですが、万が一のことも考えて、契約に盛り込みましょう。
また、契約にインターネットで公開しないように盛り込まれていることが、利用される方からも安心感につながることも考慮しています。
まとめ
上記以外については居住用の契約書の内容を利用しても構いません。特に音の問題が一番発生しやすいので、アイドリングなどの音の出る行為については、契約の時に気を付けるようにした方がいいでしょう。
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