空き店舗、空き地、空き倉庫の有効活用にトランクルーム

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トランクルーム:投資収益(単純利回り)

では、実際にトランクルームを借りて始めた際にどれくらいの投資収益になるのかを例をみながらシミュレーションしましょう。

 

物件の概要例
・場所:(東京都内、建物の1F)
・物件
 ・面積:50u(約15坪)
 ・内装:スケルトン状態(以前は店舗か事務所)
 ・賃料:90,000円(坪6000円) 

 

物件のレンタブル比・区割り
・レンタブル比:約55%(27.5uが貸出面積)
・区割り:40区画

 

収入
例ですが、貸出面積を27uで下記区割りとします。

タイプ 幅*奥行 台数 賃料/月 計/月
中型:1u 1m*1m 10 8,000円 80,000円
中型:0.8u 0.8m*1m 10 6,000円 60,000円
小型:0.6u 0.6m*1m 10 4,500円 45,000円
小型:0.3u 0.3m*1m 10 3,000円 30,000円

合計/月

215,000円

合計/年

2,580,000円

 

トランクルームが満室になると、年間で258万程度の収入と想定します。

 

投資額
いままで工事をしてきた中で、15坪程度のトランクルームを作る上でのざっくりとした投資額のイメージを持っていただくために記載します。借りている賃料については、ここでは投資額に含めていません。賃料を含めた計算は、次の記事を参考にしてください。

 

工事項目

金額目安

出入口のドア(もしくはフェンス) 30万程度
パーティションもしくは物置(工事費含む) 250万〜300万程度
その他(電気設備、換気扇等) 20万〜30万
看板 15万
監視カメラ(必要に応じて) 40万
合計

監視カメラやドアや電気設備工事不要:265万〜315万
すべて有り:355万〜420万

 

パーティションメーカーや物置メーカーによって値段が異なるので上下します。

 

単純利回り(収入÷投資額)
上記で計算した収入と投資額から単純利回りを算出すると
@工事が最低限しかかからないとき
工事投資額265万        :258万÷265万=97%
工事投資額315万        :258万÷315万=82%

 

A工事+監視カメラ有り
工事投資額355万        :258万÷355万=72%
工事投資額420万        :258万÷420万=61%

 

となり、初期投資額からみた投資回収利回りは、60%から100%弱の高利回りになります。

 

賃貸経営とは違い、高利回りのため、投資回収のスピードが速く、儲かるビジネスとなります。

 

まとめ
単純利回りでは、60%~100%近く高利回りになることがわかります。実際、当方が運営しているトランクルームは90%の単純利回りが出ています。

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