超高利回りバイク駐車場、運営ノウハウ

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バイク駐車場の適正台数について

バイク駐車場の適正台数の考え方は非常に難しいものがありますが、目安として捉えておきましょう。

 

高級バイク駐車場の適正台数
高級バイク駐車場のマーケットは、単に二輪車のマーケットとは異なるので、どのエリアに高級バイクが所有されているかという情報はありません。住居用であれば、大手の仲介店舗の仲介数などで動きがわかり、空室率も出ていますので、ある程度ニーズも読めると思います。

 

但し、バイク駐車場の場合は、新規にマーケットを作っている最中なため、空白エリアが多いこと。都心部では過剰と思われても、作ればどんどん埋まるエリアもあり、なかなか適正な台数の相場というものがわかりません。

 

ただ、現在までに都内、神奈川、埼玉、千葉の首都圏で運営している専門業者に確認すると、下記のようなことが判明します。

 

@都心部:東京都内中心部や周辺の中野区、豊島区あたりであれば、1000人に1人程度の需要がある。そのため、まだまだ需要に対し供給が少ないので、標準機能と立地がおかしくなければ、作れば埋まる状態が続いています。神奈川県の横浜市、川崎市は、都心部と同様の動きとなっています。

 

A都心部の周辺部:埼玉、千葉、神奈川の横浜市、川崎市以外のエリアですと、2000人に1人程度の需要となります。10万人の市であれば、50台程度が今のところ需要です。

 

B都心部以外の地方中核都市:感覚として聞いていると5000人に1人程度の需要となります。そのため、10万人の市であれば、20台程度となります。

 

投資対象となるエリアの人口
高級バイク駐車場の場合は、駅から離れても問題ありませんし、借りる顧客の対象となるエリアも広いものとなります。周辺5km圏内は十分に高級バイク駐車場まで足を運んでもらえます。
というのもほとんど方は、ツーリング用に安心できる場所に置きたいニーズのため、普段は原付もしくは自転車利用の方が多くいます。

 

そのため、ツーリングに出かける際に、高級バイク駐車場まで原付もしくは自転車で来られる方もいらっしゃいます。
5km圏より離れたエリアからもきますが、概ね5km県内の人口を調べるといいでしょう。

 

競合の台数と自社の設置予定台数
都心部の周辺部で10万人の都市と仮定します。既に20台程度をバイク駐車場置き場があるとすると一旦需要と供給が一致していいますので、それ以上増やすとなると苦戦が予想されます。
都心部であれば賃料を落とせば、周辺部からの需要も取り込めるため、チャレンジできます。

 

都心周辺部もしくは地方中核都市で既に台数が適正以上にある場合は、最初から差別化を図っていく必要があります。

 

高級バイク駐車場の運営業者の経験値から
ひとつのバイク駐車場で台数が10台を大きく超えると苦戦しやすくなります。10台くらいまでだと入退去があっても稼働率として9割程度は維持できるものの、20台近くあると埋まりつつ退去もあるため、なかなか20台すべてが満車になるのは難しくなります。

 

都心の限られたエリアでは、問題ないですが、都心周辺部や一部都心でも20台以上の台数はお勧めしておらず、ひとつの高級バイク駐車場には10台くらいをMAXに考えながら場所を検討していく必要があります。

 

まとめ
適正台数は、発展途上の市場のため難しいですが、経験上の数値となります。台数の設置が多いエリアは、競争が激しくなるので、ずらしたエリアにすることもいいでしょう。
また、最初の高級バイク運営の場合は、MAXは10台、できれば6台くらいであれば、満車もそれほど難しくないでしょう。

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