キャッシュフロー1棟投資:借金への恐怖感をなくす
目標キャッシュフローを得るためには、1億以上の物件の購入が必要となってきます。現金で買えればいいですが、ほとんどの方は、銀行からの融資を受けて購入されると思います。
その時にハードルがあるのが、多額の借金に対する恐怖です。
借金と聞くと、何も聞かず危険だといわれます。日本人は、子供のころから借金は危険であるということを親から社会から刷り込まれているからです。
でもよく考えてみて頂ければわかりますが、世の中の多くの企業は借入をしていませんか?
企業が良くて、個人ではだめだといわれるのはなぜか考えたことがありますか?
企業は、製品を作るには、設備や人が必要になります。現金がなければ設備資金、運転資金の借入をし、投資をします。リスク(調達コスト)に見合うリターンが見込めると判断するからこそ銀行は貸出をします。
では個人ではよく借金はだめだといわれるのは、リターンの見込めないもの、つまり負債のみ買っているのと同じ行為である借入で商品を買うことがだめだといわれてきているのです。バッグを買うのに借金を20万するといわれれば、みなさんも止めておきなさいといいたくなるはずです。
事業経営に対する借入はリターンが見込めるのであれば、良い投資になりますし、リターンが見込めない投資はだめな投資なのです。経営者や投資家の視点にたって物事を考えてみると借金というものへの恐怖の本質が見えてくるのではないでしょうか。
刷り込みのように借金はダメなものという教育を受けてきているので、社会人になって自分が働いている会社が借金することには無頓着の割に、個人が借金をする際には、事業や経営とし視点がすっぽり抜け落ちでしまい怖いというネガティブな感覚が自動的に浮かぶのでしょう。
借金が悪いことであれば、銀行は悪者になってしまします。お金に対する者の見方を変えていくことが、恐怖感をなくしていく一歩になってきます。
不動産経営を目指すのであれば、銀行からの借入は切ってもきりはなせません。
よく言われるのは1億の壁といわれるものです。5000万までならなんとかイメージできるが、1億を超えると想像もつかないといわれることがあります。5000万の借金が安全で1億の借金が危険というのはまったく関係がなく、すべては調達コストよりもきちんと儲かるかで判断すべきです。
現金主義で物件を増やしていくという方もまれにいますが、資産家で相続対策で購入される方はいいと思いますが、それ以外の人は給料からの余剰分を貯めて購入していくとなると、リスクはないけれど途方もない時間がかかってしまします。
まとめ:目標キャッシュフローを達成するためには、多額の借入が欠かせません。借金が悪ではないことを理解しましょう。事業であれば当然リスクもあります。給与収入からの余力で返せない限り、借金は危ないと短絡的に考えるのではなく、不動産投資は事業であり、リスクを負う覚悟のある人間だけが規模を拡大できるという当たり前のことを理解することが重要になります。
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